異世界の世界樹近辺 霊脈からのエネルギーを吸って育った世界樹を中心に,世界樹の苗木を住居としてエルフ族が暮らしていた.そこへ霊脈のエネルギー活用及びエルフ族の遺伝子データ取得を目的とした超機械文明が侵略戦争を起こした. 侵略は一瞬で終わり全てのエルフは研究素材に,世界樹は霊脈からエネルギーを得る採取装置となった. 世界樹の採取能力を維持できるだけの生命力を維持し,中身をくりぬき,50%を主脳中枢機構,30%を戦力格納庫,20%を生産施設とした. 上記までの行為は人類を反映させるための下地であり,世界樹の周りに住居作成,都市に住む住民の製造を順次行っていく予定である. 先住民の住処である世界樹の苗木の中を改良し,地球文明と同等の生活環境を設定した. 住民の製造にはエルフの遺伝子改良を行い,従順,無欲,ストレス耐性,魔力量の増大,髪色の変更,超寿命等の改良を施した. 死なず,魔力の製造が行え,逆らわず,働きもしないよう設計され,影響下の人類が長く存続できるように調整した. 遺伝子組み換え後のエルフを品名番号Nt210,正式名称「ニート人」とする.
続く....